カウンセラー 真希 双葉 (まき ふたば)
『カウンセラー真希双葉は、医療と福祉の現場で20年以上、人に寄り添い続けてきた心理カウンセラー。 理学療法士やケアマネジャーとしての経験を土台に、NLPや認知行動療法、マインドフルネス、ヒプノセラピーなど、複数の心理技法を組み合わせながら、クライアントの心に丁寧に向き合っている。 自身がHSPとして生きづらさを抱えてきた経験を持ち、その繊細さを「才能」として活かす視点は、多くの相談者に安心感と希望を届けている。
「どんな気持ちも否定せず、そっと寄り添う」その姿勢は、初めての方でも安心して話せるという声も多い。心の深呼吸ができる場所を目指し、ひとりひとりのペースに合わせた対話を大切にしている。
木々の間から差し込む“こもれび”のように、相談者様一人ひとりの心にそっと寄り添う姿勢を大切にしたい。という想いからカウンセリングルーム名は「こもれび相談室」としたという。』
【 主な保有資格 】
理学療法士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、米国NLP協会認定マスタープラクティショナー、HSPカウンセラー/カウンセラー認知行動傾聴士、認知マインドフルネス心理士、米国催眠療法協会認定ヒプノセラピスト、米国NLP協会認定コーチ
【ご挨拶】
はじめまして、こんにちは。
心理カウンセラー 真希 双葉(まき ふたば)と申します。
ご覧いただきありがとうございます。
私は幼少期、物心がついた頃から敏感で人の顔色をうかがう子供でした。常に親や周りにいる人の機嫌を見ていましたし、いつもどこか不安な気持ちがあり、自分の意見を言うことができず、怯えていました。人にも、見えないものの存在も、夜の闇にも、全てに漠然とした恐怖を抱え、周りの目を気にして生きづらさを感じていました。
人混みや大勢の中にいると緊張や不安を感じやすく、保育園や小学校も私にとってはとてもつらい環境でした。皆が楽しいと思えることを苦痛に感じ、友達が出来ず、保育園では毎日廊下で一人怖くて泣いている、どこかほかの子と違う自分を感じていました。
そんな私に先生から心無い言葉を浴びせられ周囲の人からも理解してもらえず、孤独で苦しい思いは思春期の頃も大人になっても絶えず抱えていました。
人との関わり方が分からず自分のことが嫌いで、自分に対する自信のなさ、自己否定、焦燥感、不安感が常にあり自己肯定感が低い私、極度のあがり症で人前で緊張して話せない体質でもありました。
20代の頃には対人恐怖症になり、家から出られないといった苦しみも経験しました。
社会でも家庭においてもどのようにして生きていけばいいのか、不安定で苦悩の日々…、
生き方を変えたい、苦しい心を何とかしたいと思い、精神性を磨くような様々な活動を通して自分の内面に向き合うこと、自分が変わらなければいつまでたっても苦しみから逃れることはできない、そう思って導かれるまま、感じるままに動きました。
そして心理学に出会い、認知行動療法やNLPなど心理学の学びを深めていきました。
衝撃的だったのは、心理学の学びの中で私自身HSPだったということに気付き、ざわざわした所で集中できない、周りの音に敏感、人の感情に左右される、大勢が苦手、緊張しやすい、など書ききれないほどありました。
HSPを肯定的に捉えたもっとも有名な心理学者、エレイン・N・アーロン博士は、私が何十年も生きづらさを感じていたことを病気や障害でも脆弱性でもなく一つの個性であること、5人に1人の割合で存在するということ、そして人間関係における素晴らしい才能であると言い、HSPを単なる「生きづらさ」や「過敏さ」としてではなく、「深い共感性や直観力、思慮深さという、人間関係において重要な資質を備えた気質」と位置づけ大きな強み、才能であると説明されていました。
私は目の前が明るくなり道が開けたように感動し、又、同じ感覚を持って生まれてきた方たちが大勢いるのだということにもとても心強い気持ちになれました。
そして認知行動療法やNLPでの学びを日々実践することでHSPである自分自身の考え方や物事の捉え方を少しずつ理解すると共に、思考を整理して考えることで徐々に変化が生まれ、心が軽くなっていくことを実感しました。
自分を見つめ直すことで自分の内側にある怒りそして悲しみに気付き、無かったことにするのではなく丁寧に寄り添っていくこと。
敏感で繊細な自分を否定せず、よく頑張って生きてきたね、と自分に寄り添い労わってあげることの大切さをあらためて実感しています。
今まで昔を振り返りたくなかった私ですが、全ての自分を認め優しい言葉で自分を癒し、自分を大切にしていくと自然と他人にも優しさや愛情を与えられるようになり、いつしか自分のことが好きになっていました。
今では一日を終えて夫や子供たちと共に過ごす夕食、おしゃべり、他愛もない時間がとても愛おしく、かけがえのないものとなっています。
あれだけ怖くて仕方なかった、人に対する思いがいつしか愛と感謝に変わり、信じる心、希望へと変化しました。自分自身が変わると気付けば私の周りには思いやり優しさ、愛にあふれた現象に囲まれていた、そのように変化していきました。
今では「人は完璧じゃない、完璧でなくていい」という思いが私を支え、どんな自分も「マル」と思えること。今でも長年の『思考癖』が抜けず落ち込むこともありますが、心理学でのワークを実践しセルフカウンセリングをすることで自分を立て直し自分軸に戻すことができています。
生きていることが苦しかった私が、生きていて良かったと、生きる喜びを日々感じながら暮らしています。
10代の子供の頃から「いのちの電話」の存在を意識していた私が、理学療法士として20年以上医療に携わり、現在ケアマネジャーとして人々の相談・支援はじめ、行政との関わり、実践的な相談援助活動の仕事をしながら、医療と福祉の世界で生きているということは、人に寄り添って生きていきたいと私の心の奥底では願っていたことなのだと、これが私の生きる目的であり人生の課題だと思っています。
そして敏感体質で繊細な感受性を持つHSPだからこそ心理カウンセラーとして人に寄り添えるのだと思っています。
対象のクライアントさま、どなたでも、寄り添っていきます。
HSPに向き合いたい方、親子関係、パートナーシップ、産後うつ、育児・子育ての悩み、友人関係、職場・仕事の悩み、病気の悩み、介護問題、老後の不安など、悩みのかたちは十人十色。10人いれば、10通りの感じ方と向き合い方があります。
私は子供の頃から、自分の気持ちをうまく伝えられず、心の中でたくさんの「わかってほしい」を抱えて生きてきました。
誰にも言えない苦しさや、「こんなこと言っても仕方ない」と諦める気持ちも、よく知っています。
だからこそ、私は今、あなたの「声にならない気持ち」にそっと耳を傾けたいと思っています。
どんなことでも、安心して話してください。
あなたのペースで、あなたらしい一歩を見つけていくお手伝いができれば嬉しいです。
私は、特別な誰かではありません。ただ、「ひとりで抱えている気持ち」に寄り添うことがどれほど大切かを、ずっと感じてきました。
私自身も、たくさんの孤独や葛藤を経験してきたからこそ、誰かの心に、ほんの少しでも温かさを届けられたら…そんな思いでここにいます。
上手く話せなくても大丈夫。あなたのままで、安心してきてくださいね。
あなたは存在するだけで尊いのです。一人一人がかけがえのない人生を歩んでいます。
かつての私がそうだったように、誰にでも、人生を変える「力」があります。
深い悩みや苦しみに心が押しつぶされそうになっても、人には乗り越える「力」がある。
あなたの中にある「生きる力」を一緒に見つけていきましょう。
こもれび相談室はあなたの心に、優しい光が差し込む場所でありたい。
ここは、あなたの心が深呼吸できる場所です。